紡績品の仕上げにおけるシリコーン油は、柔らかい手触りと豊かな風合いを付与する必須の助剤ですが、現場ではローラー粘着、油分浮上、乳化破壊といった「三大問題」に悩まされることが多く、生産効率の低下、装置停止、品質バラツキが常態化しています。

これに対し、寧波イノファームケム株式会社は、アクリル系合成繊維向け高性能シリコーン油「SC-70708」をラインナップ。三元共重合体構造を採用し、処理浴での均一分散を長時間維持することで、粘着残渣や装置汚れを極限まで抑制。洗浄工数の削減と装置寿命の延伸をともなう“ノンストレス”仕上げを実現します。

油分が液面上層に浮上しやすい「油浮上(オイルフローティング)」や、水相/油相が分離する「乳化破壊(デエマルジョン)」は、不ムラ仕上がりとロスの元凶でした。SC-70708の高い乳化安定作用はこれらを根本的に防止し、ロットの先端から末端まで均質な柔軟加工を約束します。同社は、厳格な品質管理のもと工業環境でのピークパフォーマンスを追求した信頼度の高い助剤としてこの製品を設計。結果的に、常に最適な仕上がりが得られるという。

さらにSC-70708は、柔軟性・膨松性に加え、糸の伸縮回復性まで高めるため、ハイグレード紡績製品の全方位仕上剤として活用可能となっています。安定性向上だけでなくトータル品質向上を目指す企業には、SC-70708導入による運営効率の飛躍的改善が期待できます。お問い合わせは寧波イノファームケム株式会社まで。