ファッションから産業資材まで、高機能かつ持続可能なテキスタイルの需要が高まるなか、素材の仕上げ方法にも革新が求められている。こうした潮流に応える寧波イノファームケム株式会社は、C8系フッ素撥水・撥油剤「Furex-F3668」を開発した。同社独自のC8フッ素化ポリマーを核に、ポリエステル、ナイロン、綿など幅広い繊維に適用し、日常の使用や洗濯に耐える抜群の耐久性を実現する。


特筆すべきは、撥水性能を3～5割向上させながら加工後の風合いを損なわない技術。例えばポリエステル生地の場合、20回の家庭洗濯後でも初期性能の80％以上を維持する。表面張力を極限まで低下させる分子設計により、水はもちろん油性汚れもはじき、プロテクト性能が長く続く。


環境面への対応も徹底。PFOA（過フルオロオクタン酸）、ホルマリン、APEO（アルキルフェノールエトキシレート）を一切含まない無有害物質設計を採用。国際的な化学物質規制の強化にも柔軟に対応できる、環境負荷を最小限に抑えた処方だ。


製造現場の利便性も高い。安定した濃度維持を可能にする新乳化技術の導入により、バス内での析出やスケール付着を抑制。連続加工での性能ムラを防ぎ、生産リードタイムとコストを低減できる。高頻度で洗濯される医療用、学校制服向け加工から、厳しい耐候条件を要求する作業服やアウトドアウェアまで、幅広い需要に対応可能だ。


寧波イノファームケム株式会社は日本向けの小ロット注文にも柔軟に対応し、サンプル提供と技術サポートをワンストップで提供。現在および将来の基準を先取りした「Furex-F3668」によって、より持続可能で高性能なテキスタイルの設計を支援する。