環境規制強化と消費者の意識変化を背景に、世界の繊維業界は持続可能性に向けた工程刷新に本腰を入れている。ニーズが高まるのは、高機能と低環境負荷を両立させた仕上げ剤だ。寧波イノファームケム株式会社は、そうした要望に応える次世代難燃剤「Sylic E550」を発表した。ハロゲンを一切含まない独自配合のリン系難燃技術を採用し、環境・安全基準が最も厳しい国際ブランドでも安心して導入できる。


従来のハロゲン系難燃剤は使用・廃棄段階で人体・生態系への懸念が指摘されてきた。Sylic E550は非ハロゲン化によりダイオキシン類や有害ガスの発生リスクを排除。加えて揮発性物質を極限まで低減したことで、工場内の作業環境改善、製品のVOC抑制にも貢献する。低濃度で効果を発揮するため薬剤使用量も抑制でき、製造段階から物流までCO₂排出量を全体で見直す手助けとなる。


実用面での強みは、30回以上の洗濯後も難燃性能を維持する高い耐久性にある。ホームファッションや防護服など「洗濯耐久性＝製品寿命」が直結する用途では、再加工や早期廃棄を減らし、結果として資源ロスとランニングコストを同時に削減できる。既存の聚酯（ポリエステル）繊維には標準的な成形装置で容易に加工でき、追加設備投資は最小限に留まる。


導入を検討するメーカーに向け、寧波イノファームケム株式会社は技術サポートチームを常設。加工条件最適化やコスト試算、サステナビリティ証明書発行までワンストップで対応する。価格や供給体制など詳細は同社営業窓口へお問い合わせいただければ、用途に合わせたご提案をすぐに開始する。Sylic E550は「安全」「環境」「経済性」を同時に叶える、新時代の難燃ソリューションとして早くも注目を集めている。