中国・寧波 – ポリエステルフリースや綿混素材といった合成・混紡繊維は、ファッションや生活雑貨で欠かせない存在だ。しかし、これらの素材に上質な柔らかさと耐久性を同時に与える加工は、従来技術では限界があった。この課題に向き合ったのが、寧波イノファームケム株式会社が新たに提供する特殊化学品「IOTA 238 アミノシリコーンオイル」である。


IOTA 238は、高重合化に加え立体障害型アミノ基を導入した独自処方により、硬くゴワつきがちな合成素材にまるで天然繊維のようななめらかさとドレープ性を付与する。ポリエステルフリース向け専用オイルとして開発されたことから、生地の触感を劇的に向上させるだけでなく、剪断安定性を高め熱による成分移動を抑えることで、長期にわたって柔らかさをキープ。少量(3–5 グラム/リットル)で効果を発揮し、コストパフォーマンスにも優れる。


白や淡色の混紡生地で懸念される黄変(イエローイング)も、IOTA 238の高度な低黄変設計で抑制。発色を損なうことなく、ファブリック本来の鮮明な色味を保つ。さらに水系展開が可能な自己乳化型を採用しており、工場への導入ハードルが低く、工程効率も向上する。スケーラブルな大規模生産に最適な、まさに“次世代ファブリックコンショナー”といえる。


実績を重ねる寧波イノファームケム株式会社は、用途特化型ケミカルのスペシャリストとして、合成・混紡繊維分野で独自のソリューションを継続的に提供する方針だ。今回のIOTA 238は、同社のこうした取り組みを象徴するプロダクトであり、タフで機能的な合成素材に、上質な柔らかさと耐久性を同時に求める日本市場のニーズにも応えていく。サンプルや価格に関する問い合わせは同社窓口まで。