スポーツウェアから日々の衣料まで、汗をすばやく逃がす機能が求められる今、アパレル業界は「着心地のよい高機能繊維」へとシフトしている。そこで注目されるのが、素材本来の吸放湿性を飛躍的に高める最先端の「化学剤」。その筆頭といえるのが、寧波イノファームケム株式会社が手掛ける後加工薬剤群だ。

代表例「IOTA 2904」は、綿タオル用超高濃度親水性シリコンオイル。コットンパイルに独自の柔軟仕立てを与えることでよく知られているが、今回の最大のポイントは“瞬間吸水効果”だ。製品に含まれる弱カチオン性シリコンソフテナーは、通気性やしなやかな風合いを損なうことなくウェット感を即座に拡散し、アスリ向けのアクティブウェアやバスリネンに最適な機能を付与する。

従来の柔軟剤は、素材の水分移動特性を阻害するケースが多かった。しかしIOTA 2904は異なる。化学構造を調整することで、柔らかさと速乾性を両立。綿100／綿ポリ混紡を問わず、標準的な後加工ラインへ簡単に導入でき、工程効率も確保できる。これにより、高付加価値の吸水速乾繊維を量産レベルで提供可能となる。

さらに、同社製剤は洗濯耐久性も高く、何度洗っても柔軟性と吸湿拡散性能が持続。消費者のニーズは常に変化するが、R&Dへのコミットメントにより、寧波イノファームケムは常に次の一手を提示し続ける。

アパレルブランド、生地メーカーは、同社の化学処方技術をパートナーに選ぶことで、「快適」「高性能」「耐久性」を兼ね備えた次世代ムれにくい繊維をいち早く市場へ送り出せる。