ファッションから産資材まで、形状保持性を求める繊維市場の需要は高まる一方だ。特に綿やポリエステルを主体とした生地は、ハリ感(硬挺感)をいかに長期間保つかが品質を左右する。こうした背景を踏まえ、寧波イノファームケム株式会社は非イオン系乳白色エマルション型硬挺剤「KR-861」を開発・供給している。


従来の硬挺剤は「効果が一時的」「白色度や風合いが損なわれる」といった課題があった。KR-861はこれらを克服し、仕上げ工程への取り込みも容易で、生地本来の色調や柔らかな手ざわりを維持しながら長期的な硬挺性を付与する。綿ニット用硬挺剤をお探しの際にも、品質再現性の高さで注目を集めている。


本製品は構造安定性を高め、折りジワや変形を抑制する効果が高いため、芯地やインテリアファブリック、キャリーケースなど形状維持が求められる用途で威力を発揮。長期にわたるクリープ感とキープ力でエンドユーザーへの付加価値も向上する。加えて、シリコーンオイルや防水剤など他の後加工薬剤との同浴使用も可能であり、複合機能付き生地の設計自由度も広げる。ポリエステルニット向け硬挺剤メーカーとして、信頼の実績を持つ寧波イノファームケムは、受託試験から量産アドバイスまでフルサポート体制を整えている。


また、大口受注に対する競争力のある価格設定と、迅速な供給体制の両立も強みだ。「即効性だけでなく、耐久性にも優れた硬挺感をお客様に届けたい」と企業担当者は語る。KR-861は、硬挺性を軸にした新たな繊維価値の創造を実現する、次世代ハードニング剤と位置づけられている。