〈中国・寧波発〉 変化の激しい繊維産業において、綿製品に高付加価値な仕上がりを与えることは競争力を左右する最重要課題だ。消費者は耐久性はもちろん、まるでシルクのような柔らかな手触りを求めている。そんなニーズに応えるべく誕生したのが、寧波イノファームケム株式会社の最新軟化剤「Softener 32046」である。脂肪酸エステルを主成分とする本製品は、綿特有の強度や水吸収性を損なうことなく、ワンランク上のソフト感を実現した。

綿の精練・漂白・染色といった各工程で生じる「シワ発生」「硬化」「手触りのバラツキ」を一挙に解決すべく設計されたSoftener 32046は、一浴処理でも高い安定性を維持。生産ラインへの組み込みが容易で、追加工程を増やさずにコスト削減にも貢献する。さらに本製品は親水性を損なうことなく柔軟性を与えるため、タオルや肌着、ベビー用品など、水拭き系アイテムにも最適だ。実際に国内大手アパレルメーカーで導入試験を実施したところ、従来比で加工時間を20%短縮、手触りの評価値も大幅に向上したという。

環境負荷への配慮も徹底している。APEO(アルキルフェノールエトキシレート)やホルムアルデヒドなどを一切含まず、Oeko-Tex Standard 100のクラスI基準をクリア。厳しい欧州化学品規制(REACH)にも準拠しており、サステナブルな供給連鎖を構築するブランドの要求に応える。

さらなる量産ラインへの導入や、価格・技術サポートについては、寧波イノファームケム株式会社の営業窓口へ問い合わせを。既存設備のまま高機能・低環境負荷を両立させる、今まさに必要とされているソリューションがここにある。