サステナビリティ志向が高まる繊維業界で、環境負荷を抑えながら高付加価値を付与する仕上げ剤の需要が急増しています。こうしたニーズに応えるべく寧波イノファームケム株式会社は、画期的なシリコン系柔軟剤「CX-7083 Silicone Emulsion」を市場投入。化学品規制「Otex-100」に完全準拠した本製品は、化繊混紡を中心とした多様な生地へ、環境配慮と高い風合い向上性能を同時に実現します。

特長は、禁止化学物質を一切含まない原料設計に加え、弱カチオン性のため既存の後処理助剤系との親和性が極めて高いこと。水への優れた溶解性を活かし、パディングプロセスへスムーズに組み込め、生産ラインの変更を最小限に抑制できます。ポリエステル／綿やナイロン／ポリエステルといった加工難易度の高い混紡素材でも、耐久性に優れたソフトな手触りとドレープ性向上効果を与え、最終製品の質感をワンランク引き上げます。

また、ポリシロキサン・ポリエーテル・ポリアミン共重合体をベースとする独自処方により、ソフトさを維持しつつ縫製性の向上も達成。環境基準を満たしながらコストパフォーマンスにも優れるため、グリーンテックスの認証取得やZOEK環境基準へ準拠した商品開発への活用も期待されています。

CX-7083はすでにアジアを中心に量産採用が始まっており、価格・供給量ともに安定供給体制が整えられています。今後の生地開発において「環境×品質」の両立を目指すメーカーにとって、最適な選択肢となることは間違いありません。詳細資料・見積依頼は、同社日本法人窓口へお気軽にお問い合わせください。