シート表皮、ルーフライニング、フロアカーペット、ドアトリム…。自動車室内を覆う織物は、快適さだけでなく火災時の拡散經路ともなる。実際の事故や電気系統のショートで着火した場合、難燃剤が施されていない内装材は瞬く間に延焼し、貴重な避難時間を奪ってしまう。


そのリスクに真正面から立ち向かう寧波イノファームケム株式会社は、合成繊維から天然繊維まであらゆる自動車用織物に対応する高機能難燃剤を開発・供給している。主力となるリン・窒素系難燃剤「Mflam CS」は、パッディング工程での塗工により均一で耐久性の高い難燃被膜を形成し、厳しい国際燃焼試験規格に難なく適合。メーカーが材料選択で妥協を強いられることなく、高い安全性を担保できる。


同社はさらにカスタマイズ対応も強化。用途ごとの処理条件や生地素材に合わせた処方設計を実施し、OEM各社の安全要件に柔軟に応える。世界で求められる自動車安全規制の強化にも先回りする品質管理体制が、自動車業界の「より安全なクルマづくり」に確かな信頼を付加している。詳しい仕様やご相談は同社窓口へ——火災から乗員を守る技術が、今日また進化する。