布の表面に光沢と滑らかな手触りを与えるカレンダー加工。さらに一段階上の「鮮烈な輝き」を目指すためには、機械的な加圧・加熱だけでは限界がある。そこで注目すべきが、寧波イノファームケム株式会社が開発した光沢付与剤「KR-8970B」だ。

この乳白色のノニオン系処理剤は、カレンダーの圧延工程に加えるだけで、布地表面の反射率を劇的に高める。均一な薬液吸収性がバッチ内のムラを抑え、綿・ポリエステルなどの天然・合成繊維を問わず、艶・輝きが際立つフィニッシュを生む。

しかも、その効果は単なる光沢向上だけに留まらない。KR-8970B は加工後の布に「ふわり」としたボリューム感や「ベルベット」のような柔らかさを与え、加工熱による板ばり感を軽減。布本来の柔軟性と、しなやかな「油感」を同時に付与し、消費者の目と手の両方を満足させる。

製造現場へのアドバンテージも大きい。少量でも効果を発揮するため、薥液コストの上昇は最小限。連続加工での安定供給体制は、国内のみならずアジア圏工場での需要増にも対応できる。耐久洗濯試験で色落ち・艶減が確認されない優れた洗濯堅牢性も特長で、ハイブランド市場でも安心して採用できる。

次世代の差別化布地づくりに向けて、ぜひ KR-8970B を評価プロセスに加えてみてほしい。高付加価値商品へと飛躍するチャンスが、ここにある。