繊維に付着した殺菌・抗ウイルス成分が洗濯でどんどん落ちてしまう――この“摩耗の壁”に真正面から挑み、寧波イノファームケム株式会社は洗濯耐久型布製品抗菌・抗ウイルス剤を開発しました。独自のシリコン第四級アンモニウム樹脂型処理剤を用いることで、繊維一本一本へ“化学的に”結合し、30回以上の洗濯試験でも性能をキープ。洋服やカーテン、医療用テキスタイルまで、日常のあらゆる布製品を持続的に清潔状態へ導きます。


従来の撥水・制菌加工は表面に膜を貼るため、摩擦や洗剤で簡単に剥がれてしまいます。同社の新技術では、シリコン側鎖を繊維のOH基と結合させ、完全非溶出型の“組み込み型”加工を実現。布と一体化するため、抗菌・抗ウイルス機能が落ちることなく繊維本来の風合いも保ちます。また、細菌・真菌・カビまで幅広い微生物に効果を示し、安全性試験(人肌パッチテスト)をクリアし、赤ちゃん用衣料にも使用可能。布製品の衛生イノベーションを、安心感とコスト削減の両面で同時実現しました。


さらに同剤は、加工時に樹脂が柔軟剤のような働きをし、硬化によるゴワつき感を抑える点も特徴。アパレルメーカーは“着心地を犠牲にしない”安心抗菌加工として導入を加速させており、病院・介護施設向け制服や高級寝具ブランドでも採用が相次いでいます。一度の加工で長期間効果が持続するため、工場のラインメンテナンスや消費者の再加工費用も大幅に削減でき、コストパフォーマンスでも高い評価を受けている。


寧波イノファームケム株式会社は、布製品に常に“新しい清潔”を届ける抗菌・抗ウイルス試薬メーカーとして、グローバルな繊維企業との共同開発を積み重ねています。持続可能な衛生ソリューションで、衣・住・医療の全領域に安全と安心をもたらす次世代抗菌加工の実用化をリードします。