激動の綿織物メーカー業界でひと際輝く高品質ボイル、天竺、オックス——その違いは最初の1滴から始まる。繊維前処理薬剤の選択ミスは、後工程の染ムラや強度不足の元凶となる。そこで注目したいのが、寧波イノファームケム株式会社が開発した高耐アルカリ性浸潤剤「RG-T346」だ。

綿にはワックスや油脂、わたくずなど天然不純物が豊富に含まれている。アルカリデサイジング工程では苛性ソーダでこれらを溶かし落とすが、薬液が不均一だと“白ブク”の原因に。RG-T346は苛性ソーダ濃度54°Tw(30°Be)という苛酷な浴でも安定し、綿糸を瞬時・均等に濡らして不純物を浮かせる。結果、汚れの残らない生地となり、吸尽率が向上し、染ムラも格段に減少する。

マーセライズ処理でも威力を発揮。薬液が瞬間的に全織維まで到達することで、糸一本一本にしなやかな光沢と強度が宿り、シルクのような手触りと色鮮やかさを実現。さらに収縮も抑制され、仕上がり寸法のバラツキを防ぐ。

品質向上と歩留まりアップを同時に狙うコットンミルは、高性能陰性界面活性剤RG-T346を導入する価値は大きい。寧波イノファームケム株式会社は常時在庫を確保しており、ラボテストやフィールド試験サポートも充実。まずは1本テストしてみては——製品差別化への一手になるはずだ。