ファッション分野では一枚の布地に込められた色彩の鮮度と透明感が、ブランド価値を左右する重要要素となっている。鮮やかな発色を損なわず、かつ耐久性も兼ね備えたプリントを実現する鍵は、バインダーにかかっている。特に高い透明性を持ち、フィルム形成後もハaze(かすみ)のないバインダーは、柄のディテールを余すところなく見せる「見た目のクオリティ」を支配する。


そんなニーズに応えるのが、寧波イノファームケム株式会社が開発したアクリル系エマルション「MF-1018TC」だ。高透明度に加えて、熱水堅牢性に優れ、製品寿命を通じて艶や発色が続く。さらにホルムアルデヒドフリーという環境配慮型処方により、サステナビリティを標榜するブランドにも好適だ。


TC(ポリエステル綿混)、ストレッチ性に富むスパンデックス、ナイロン素材など、用途を選ばずに採用できる汎用性も魅力。微細な柄でも大柄でも、バインダーの透明性ゆえに本来の色が浮き出て、視覚的なインパクトを最大限に高める。量産を前提とした現場ニーズまでを見据えた性能設計でありながら、クリエイティブなデザイン表現の幅も大きく広げる。


高性能で環境にも配慮した「MF-1018TC」は、単なる接着剤以上の価値を提供。美しさはそのままに、耐久性とサステナビリティを両立させた“次世代布帛バインダー”として、繊維業界の新基準を牽引していく。