セメント系バインダー、骨材、各種添加剤を一つの袋にプリブレンドした「乾式モルタル」は、建設現場の生産性を飛躍的に高めている。そうした高性能化を支える要として注目されているのがヒドロキシプロピルメチルセルロース（HPMC）だ。中国・寧波に本拠を置く寧波イノファームケム株式会社は、乾式モルタル向けに最適化されたHPMCを安定的に供給しており、製品のバラツキ抑制と扱いやすさの向上に貢献している。

HPMCが乾式モルタルにもたらす最大のメリットは「練りやすさの維持」と「塗りやすさの向上」だ。水を加えた瞬間から粘度が急上昇し、セメントや骨材が分離することなく均一なペーストを形成する。その結果、作業者は省力化しつつムラのない仕上がりが得られ、手戻りの削減にも直結する。

さらにHPMCは優れた保水力を備えており、セメントの水和反応に必要な水分を長時間保持する。これにより早期の乾燥収縮が抑制され、微細クラックの発生リスクを劇的に下げることが可能になる。耐久性に優れた仕上がりを目指す乾式モルタルメーカーにとって、HPMCは欠かせない戦略剤といえる。

寧波イノファームケム株式会社は、粘度帯ごとに細分化された多彩なグレードをラインナップ。高純度でありながら優れた溶解性を両立し、各社の配合設計に柔軟に対応できる。また、技術チームが日本語での配合相談も対応しており、試作から量産導入までワンストップでサポートする体制が評価されている。

当社のHPMCを配合すると、①練ったときのべたつき感が長く持続、②垂直面でもダレにくい垂れ防止性、③硬化後の圧縮強度や耐久性の向上――といった複数の効果が同時に得られる。現場の省力化に加え、長期的なメンテナンスコストも抑えられるため、メーカー、施工業者、施主の三者がWin-Winとなるソリューションである。

まとめると、HPMCは乾式モルタルの性能を底上げする「秘密兵器」。建設化学メーカーは、寧波イノファームケム株式会社の技術力と安定供給体制を最大限活用することで、次世代の高性能乾式モルタルをいち早く市場に送り出すことができるだろう。