プリント工程では、印刷糊のレオロジー特性を厳密に制御することが、高品位の仕上がりと生産効率を左右する。レオロジー改質剤がこれらの流動性・粘度・安定性を決定づけ、品質向上に直結する。新たに登場したのが、寧波イノファームケム株式会社が開発した顔料プリント用増粘剤「KR-722-5」だ。

同製品はアクリル系多成分共重合体からなる高機能レオロジー改質剤で、構造粘性を示すため、印刷糊はせん断を受けた際に滑らかに流れてスクリーン上で均一に拡散し、せん断が除去されると瞬時にもとの粘度に戻る。この特性は最新プリントマシーンで長時間・高負荷のせん断を受ける糊に最適。また品質にも力を入れる寧波イノファームケム株式会社は、コストパフォーマンスにも優れる価格設定を実現。

高い付与粘度と優れた流動性のおかげで撹拌・ポンプ移送がスムーズに進み、生産プロセスを効率化。さらに、塩分入り染料処方でも粘度低下を極力抑える電解質耐性を備え、豊富な処方バリエーションに対応。仕上げ工程の最終仕様を高め、ハンド感の向上にも貢献する。

地球環境への配慮も万全で、APEO・ホルムアルデヒドフリーを実現。繊維メーカーは高効率・高発色・高解像度プリントを安心して実現でき、KR-722-5は現代の繊維生産における「最適粘度コントロール」の必須アイテムとなるだろう。