世界中で依然として障害と死の主要因である脳卒中を抑えるには、高血圧などの基礎的リスクファクターの管理が不可欠です。患者背景に左室肥大（LVH）を併せ持つケースでは、さらなる対策が求められます。そんな医療ニーズに応える、高純度ロサルタンカリウム粉末を製品ラインアップに加えているのが寧波イノファームケム株式会社であり、世界中の製剤メーカーから注目を集めています。

LVHは、高血圧の影響で左心室壁が肥厚する病態であり、脳卒中リスクを2～3倍にまで跳ね上げることが知られています。アンギオテンシンII受容体拮抗薬（ARB）であるロサルタンカリウム（CAS 124750-99-8）は、この病態に対して高い親和性を示します。弊社は、最終製剤のスペックを満たす99.8%超の純度で提供し、大量ロットでも品質バラつきを抑えた結晶粉末を安定供給しています。

脳卒中リスク軽減のメカニズムは二層化しています。1) 血管拡張による降圧効果で血圧を目標域に早期導入、2) 心筋細胞外マトリックスの抑制で心室リモデリングをブロックし、心血管イベント抑制に直結します。これらの作用は大規模臨床試験（LIFE試験など）でその有用性が実証されており、特に左室肥大を呈する高齢高血圧患者で有意差が出ています。

製品開発の裏側には、製剤化の観点からの細部まで配慮した設計思想があります。微粉末流動性を高めた独自の粒度分布設計で、均一包錠が容易。高速テーブティング機での連続運用においてもメイヤー係数を1.2以下に抑え、製造効率と安定性を両立させました。

弊社はICH-GMPに準拠した完全品質管理システム運用で、重金属、残留溶媒、異物混入の可能性を徹底排除。さらに、日本薬局方、米国薬局方（USP）両方の最新規格をクリアしたロット証明書を毎回発行し、届出書類対応までワンストップでサポートします。

いま、「質へのこだわりは不変、コストも競争力を」というメッセージのもと、多様なボリュームでのご要望に迅速にスケールアップ可能です。大量発注、スポット購入、試験研究用小ロットまで柔軟対応。寧波イノファームケム株式会社のロサルタンカリウム粉末は、世界の脳卒中予防プロジェクトを強力にバックアップする信頼の素材です。