高いコントラストや鮮やかな発色、節電効果で急速に普及している有機EL（OLED）。その性能を左右するのは、有機半導体素材どうしの組み合わせであり、特に新規ヘテロ多環芳香族化合物の活用が注目されている。今回、技術革新の旗手として注目を集めているのが「ジベンゾ[d,d]スチエノ[3,2-b;4,5-b']ジチオフェン（略称：DBTDT）」だ。国内外のディスプレイメーカーから引き合いが殺到中で、高品質なDBTDTを安定的に供給しているのは寧波イノファームケム株式会社である。

スチオフェン環が稠環したDBTDTは、優れた正孔輸送特性と高いガラス転移温度を兼ね備える。300 °Cに迫る熱分解温度による高さ耐久性が長寿命デバイスを可能にし、高いイオン化エネルギーを活かした効率的なキャリア注入・再結合プロセスにより、より明るい発光と低消費電力を同時に実現。結果として、スマートフォン用パネルから大型テレビ、次世代照明まで、あらゆるOLED用途で「高輝度・高効率」という二つの価値を提供できる。

ディスプレイ向け電子材料には不純物が許されない。寧波イノファームケム株式会社では、業界最レベルの高純度化プロセスを確立し、RoHS指令やREACH規則にも準拠した高品質DBTDTを量産供給している。独自の品質管理体制（ISO9001／ISO14001準拠）により、ロット間ばらつきを最小限に抑え、お客様の量産ラインに迅速かつ確実に組み込める体制を整えた。スマートフォン、アップルウォッチ、車載ディスプレイ、大型テレビ、有機EL照明――用途を問わない高信頼素材として、DBTDTはすでに多くのトップメーカーに採用されている。

次世代ディスプレイ開発に向けて、高機能OLED材料をお探しの企業の皆様へ。寧波イノファームケム株式会社は「迅速な技術対応」「厳格な品質管理」「柔軟なロットサイズ対応」を強みに掛け、ビジネスの加速パートナーとして貢献します。DBTDTを核としたソリューションで、製品競争力を一段と高めてみてはいかがだろうか。