染色メーカーにとって、鮮やかな発色と優れた色堅ろう度を両立することは永遠の命題です。とりわけ染色直後の石けん洗工程は、色味ムラや汚れ再付着を誘発する“盲点”であり、その品質が最終製品の付加価値を大きく左右します。こうした課題に応えるべく、寧波イノファームケム株式会社は特殊アニオン系界面活性剤化合物「Sylic® Anti-Stick 石けん洗剤 411E」を市場投入しました。


染み抜き洗浄力で色堅ろう度を格上げ

Sylic® 411E の最大の強みは、反応染料、直接染料、還元染料の未固着染料を高い分散性で包み込み、効果的に懸濁・除去できる点にあり。残留染料や工程薬剤を確実に洗い流すことで、タテヨコの摩擦堅ろう度が飛躍的に向上し、再精練を招く不良ロスを削減できます。


印刷柄や設備まで守る「防汚」機能

白地の輪郭に色が回り込む“ホワイトスミ”、手間のかかる染色機器の内部汚れ…これらは収率低下の大きな要因です。Sylic® 411E は染料の二次遷移を物理的にブロックする“アンチスティック”機能を備え、柄の鮮度を守るだけでなく設備の寿命も延ばします。また、カルシウム／マグネシウムイオンに対する高いキレート能力を併せ持ち、カルシウム石けん斑の発生を防ぎ、ファブリック本来の風合いを維持します。


低泡設計で工程シンプル化

泡立ちを抑えた処方により、通常の消泡剤添加が不要。また、槽内フリースペースの拡大で1回あたりの積載量も増加し、生産スループットを改善。反応染料をはじめあらゆる染色系統に対応する本剤は、“低泡石けん洗剤”としての新スタンダードを提示します。


寧波イノファームケム株式会社は、テキスタイル業界特化の高品質化学助剤をグローバルに供給。技術サポート体制も万全で、染色プロセス最適化の専門家として顧客の競争力向上にコミットします。サンプル・技術資料のご請求は、同社営業窓口までお気軽にお問い合わせください。