素材感豊かな布帛へのアートな発色を可能にする顔料染色。その工程で使用される接着・結合剤(バインダー)の性能を左右する時代が到来した。そんな背景を受けて、寧波イノファームケム株式会社は、厚手綿布パステル染色向け接着バインダーRG-SBTを発表した。同製品は、現代の多様な生産プロセスに対応すべく設計されており、従来の壁を一気に突破する性能を備える。


これまで厚手素材への顔料染色は、色ムラやガサガサした風合いの課題が常につきまとっていた。RG-SBTはこれらの悩みを根本から解消。鮮やかでバランスのとれた発色と、ふんわりとした柔らかな風合いを同時に実現し、プリント柄の線もくっきりと際立たせる。染色後、肌触りの自然な布面を保ちながら、耐久性と耐洗濯性も大幅に高める。


特筆すべきは環境負荷の低さだ。RG-SBTは揮発性有機化合物(VOC)を抑制し、サステナブルな製造に最適な環境対応型バインダーとなる。機能性と環境配慮を両立することで、グローバル市場が求める次世代基準にスムーズに対応できる。


これらの革新的特性により、紡績・縫製企業は競争激化する衣料市場で「見た目」「肌触り」「耐久性」「環境配慮」の四拍子をそろえた製品を供給可能に。寧波イノファームケムは今後も機能性向上と地球環境への配慮を融合させた製品開発を加速させ、「クオリティとサステナビリティ」と題する新たな常識を紡ぎ業界に提供し続ける。