染色・製紙・化粧品など多彩な産業が排出する着色廃水は、水域の生態系に深刻な影響を与え、水リユースの妨げとなるケースが多い。より厳格化する環境規制に対応し、企業の社会的責任を果たすためには、確実な脱色技術の導入が必須だ。

その要となるのが、寧波イノファームケム株式会社が開発・供給するSylic® CY-765である。有機・無機フロック剤の長所を兼ね備えた多機能重合体系凝集剤であり、合成色素・天然色素・染料等、幅広い着色汚濁物質に対して最大95％の脱色率を達成。処理水は排出基準を問題なくクリアし、企業の水環境負荷を大幅に軽減する。

さらにSylic® CY-765は化学的酸素要求量（COD）の削減にも優れ、50％以上の除去率を記録する。繊維工場排水中の高CODをはじめ、有機負荷の高い各種廃水に対しても効果を発揮し、水域の貧酸化リスクを減少させる。

適用pHは6～9と広範囲で、pH調整の手間や薬品コストを最小限に抑えられる。また粉体タイプなので溶解・添加装置への改造投資も少なく、初期導入コストを圧縮できる。原料調達から品質管理まで一貫して中国国内で完結する同社のサプライチェーンは、価格面でも高リターンを約束する。

現在、国内では染色・製紙・食品など20社以上が導入済みで、排色・CODの同時対策により廃水処理の運用コストを平均25％削減した実績を積む。設計段階から既存設備まで柔軟に対応した導入支援を求める企業は、寧波イノファームケム株式会社の営業窓口に問い合わせるとよい。