日本市場でも求められるやわらかく、まとまりやすく、健康的なヘアスタイル。その実現に欠かせないのがコンディショナーの処方設計です。高効果コンディショナーや栄養オイルをつくるうえで欠かせないケチオン性界面活性剤は、原料選定の成否を分ける鍵となります。化粧品原薬に強みをもつ寧波イノファームケム株式会社が提供するイミダゾリン骨格のケチオン性界面活性剤に、オレイン酸を取り込んだ最新グレードが登場。今回は、その特長と高付加価値ヘアケア製品への活用を詳しく見ていく。

ダメージを受けた髪やカラー/パーマ歴のある髪は、表面がマイナス電荷を帯びやすく、パサつきや広がりが生じやすい。ケチオン性界面活性剤は正の電荷をもつため、髪のマイナス帯電部分へ選挙的に吸着。毛髪表面に薄く均一な皮膜を形成し、糸の摩擦を減らし、指通りの良いやわらかさとスタイリングしやすさをもたらします。繊維柔軟仕上げ剤で知られるメカニズムを、ヘアケアでいかに「プレミアム感」へ転化させるか——それが今回のポイントです。

最新のイミダゾリン型第四級アンモニウム塩は、オレイン酸分子を側鎖に有機導入することで、さらなる進化を遂げました。オレイン酸由来のエモリエント効果により、髪に艶と柔らかさを与えるだけでなく、乳化系での分散性と処方適合性を高め、場合によってアニオン界面活性剤を含む複雑なラインナップにもスムーズに組み込めるのです。シャンプーとトリートメントを一体化した「2イン1」製品や、高機能栄養オイルの安定化にも貢献します。

最先端ヘアケアを目指す処方担当者にとって、原料ごとのメリットを正確に捉えることが差別化に直結します。本製品がもたらす高い帯電防止効果は、くせ毛やうねりに悩む消費者の根強いニーズを満たす。また、毛髪表面への吸着により、軽いながらも豊かなボリューム感を残し、べたつきの残らない仕上がりを実現します。やわらかさ、扱いやすさ、静電気抑制という「3拍子」を一枚の膜でまとめられることは、明確な製品価値を訴求できる利点です。化粧品グレードのQuat-27を選ぶことで、パーソナルケア市場のきびしい品質基準も確実にクリアできます。

寧波イノファームケム株式会社は、美容・パーソナルケア業界のイノベーションをバックアップするプロフェッショナルパートナーとして、最新のイミダゾリン系ケチオン性界面活性剤をラインアップ。高い安全性と官能的な使用感を両立した原料を、厳格な品質管理の下で供給し続けています。ご相談から技術支援までワンストップで提供し、“最高のコンディショニング体験”をもたらす次世代製品開発を、ぜひ私たちとともに進めてみませんか。