製剤開発において、バッチ間ばらつきが極めて少ないエキシピエントは開発者にとっての共通の課題である。寧波イノファームケム株式会社が供給するクロスポビドンXL-10は、錠剤の速崩壊性と保管後も変わらない高い安定性を同時に叶える添加剤として注目されている。

クロスポビドンXL-10はN-ビニル-2-ピロリドンの架橋重合体で、水には不溶だが瞬時に膨潤する特性を持つ。この膨潤圧により錠剤内部に微細な亀裂が急激に広がり、APIの速やかな放出が起こる。速崩壊を左右する因子として、バイオアベイラビリティへの影響は計り知れない。

崩壊性能だけではなく、硬度の向上やフライアビリティの低減といった機械的強度の改善にも貢献するため、運搬・包装工程中に割損が少なく、最終的な製品品質を確保できる点も大きなメリットである。

同社の医薬品グレードはUSP、EP、CEPなど国際規格に完全準拠し、低水分値や過酸化物レベルの厳格管理など実用的な仕様書が整備されているため、製剤設計段階での再現性と信頼性が高い。

クロスポビドンXL-10は経口固形製剤の最新技術を支える必須エキシピエントとして、創薬企業の競争力強化に確実に貢献する。寧波イノファームケム株式会社は信頼性の高い供給体制で市場ニーズに応える体制を整えている。