激戦模様の繊維市場において、＜触り心地＞は消費者が品質を判断する第一要因である。とびきりの「なめらかさ」「ふっくら感」を生み出すには、革新的化学技術と正確な製造工程が欠かせない。寧波イノファームケム株式会社は、シリコン系弱カチオンタイプソフターの新製品「Sylic® Cold Water Softener Flake 9004」を投入し、綿ニット・デニム・諸織布へ高付加価値な風合いを付与するソリューションを提案する。


Sylic® 9004はアルキル脂肪酸とアルキルアミンの相乗効果を利用したフレークタイプソフター。低温で速やかに分散・溶解するため、寒冷期でも短時間で均一な仕上がりを確保する。ミルキーホワイトの薄いフレークは取扱いが容易で、パッディング・ディッピング両プロセスに幅広く対応。柔軟効果は、綿100%から綿ポリブレンド、敏感肌用タオル類まで、自在に調整できるため、＜最適化の自在性＞を生かした品質設計が可能になる。


同社の技術サポートチームは、エネルギーコスト削減と歩留まり向上を両立する具体的なパラメータ設定を提案。低温軟水仕上げが進む理由は、設備投資を増やさずに工程簡略化を図れるためで、量産現場からサステナビリティ標準を達成しようとするブランドまで高く評価している。例えば、デニムスリムフィットシリーズでは撥水性と柔軟感のバランスコントロール、子供服の天竺布では刺激ゼロの肌触りを実現、ホテル用タオルのバルク感も格段にアップ。用途ごとの処方を事前シミュレーションできるのも特長だ。


市場は「やわらかくて上質」「耐久性も高い」との声を寄せ、特にスキニージーンズ市場では同仕様を採用したアイテムが即売切れするなど追い風が続く。OEM/ODM向けには在庫補充を短納期で対応できる体制を整え、大口購入希望のディストリビューターは相見積もりやサンプル提供を実施する。Sylic® 9004は既存柔軟剤より環境負荷を30%低減しながらコストも抑えるため、高品質路線のセグメントでも採用の敷居が低くなっている。


寧波イノファームケム株式会社は今後も「風合いの付加価値向上」をテーマに、機能性とサステナビリティを両立した革新的製品をラインアップ拡充する。価格や技術問い合わせは、同社テキスタイルケミカル事業部まで。