ニット生地のループ構造と、織物の交組織――それぞれが求める仕上げは異なる。しかし両方に通じる汎用性を備えるのが、ニュートラルセルラーゼと呼ばれる酵素系最終加工剤だ。従来とは異なる、柔らかさ・鮮やかさ・耐久性を同時に高める画期的アプローチとして、イノフォームケム「Sylic® Neutral Enzyme CY-EF21」などが注目されている。


ループが多く表面繊維が揺れやすいニットでは、ピリングや毛羽立ちが弱点となる。ここでCY-EF21が果たす「bio-polishing(バイオピーリング)」効果は、余分な毛羽のみを選択的に分解・除去し、表面を滑らかに整えながら、もともとの伸びやドレープは損なわない。仕上がりは“手触り”の質感アップにも直結する。


一方、織物では糸ゆがみや毛羽が織模様の鮮度を低下させることが多い。こちらにもニュートラル条件で温和に作用するCY-EF21が織り目を際立たせ、コットン・リネン・混紡を問わず上品な光沢を付与する。幅広いpH・温度条件に対応できるため、工場のプロセス変更を最小限に留めて導入できるのも利点だ。


さらに優れた「発色保持性」が魅力。鮮やかな染色を過剰に落とさないため、再染色の手間・コストが削減でき、コスト効率面でも優位に立つ


寧波イノファームケム株式会社は、ニュートラルセルラーゼの信頼できる製造・供給拠点。デニムウォッシュをはじめ、ニット加工や織物仕上げなど多様な用途に特化したCY-EF21をラインアップし、世界各地のテキスタイルメーカーに安定供給している。ニット生地向けニュートラルセルラーゼをお探しの際も、ぜひご相談を。


まとめ。柔軟性、色落ち防止、そして手触りの向上――これらの特性を併せ持つニュートラルセルラーゼは、現代のニット・織物仕上げで欠かせない“新定番”となっている。寧波イノファームケム株式会社と共に、あらゆる布帛の品質を一段階高める革新的な加工技術を体験してみてはどうか。