綿素材には先天的なワックス(天然油脂)が含まれており、これを前処理工程で十分に除去しないと、後続の染色・仕上げが大幅に阻害されます。ワックスは布に疎水性膜を形成し、均一な染着が得られない上に、生地を硬く仕上げる原因にも。こうした課題を根本的に解決するのが、寧波イノファームケム株式会社が提供する革新的ワックス除去シリーズです。


特に注目すべき「Sylic®高レベル仕上げ剤111C」は、綿特有のワックスを効果的に落とす専用界面活性剤複合体。浸透力と乳化力に優れた処方により、微細な繊維内部に留まるガンマワックスから表層ワックスまで完全に溶解・分散させます。さらに天然ペクチンやその他非セルロース系不純物も同時に除去するため、染着色への均一反応性、高い白度、柔らかな手触りが一段と向上します。


濃縮タイプのため少量投与でも高い性能を発揮し、Sylic高レベル仕上げ剤111C価格面でも優位性がある他、工程の短縮や廃液負荷の低減へ貢献。塩基抵抗性も高く、常温積み置き法やアルカリ酸素一浴法など各種アルカリ前処理条件下でも性能を維持します。品質基準を高める綿織物製造の第一歩としてワックス除去にSylic®を採用することで、均一水吸収性と美麗な仕上がりの生地を安定供給できます。