繊維プリントの現場で最も注視すべき点は、プリントペーストの“安定性”に他なりません。粘度やレオロジー特性の変化が大きければ、花や幾何学柄といった細やかな図柄の縁がにじみ、色ムラや歩留まり低下を招きかねません。


そのジレンマを解消する素材こそ、寧波イノファームケム株式会社が開発した新グレード「Sylic® Sodium Alginate 316SD」です。本製品は、アルギン酸ナトリウム系増粘剤をベースに、化学環境への対応力を高次元で融合。現場ではペースト調合直後からプリント終了まで、目標粘度をほぼ変化させず、微細ラインの滲みを最小化します。


特筆すべきは、高い耐電解質性能。反応染料を用いるプロセスでは、アルカリや電解質の影響で粘度が急変しがちですが、316SDはこの問題を抑制し、ペーストの均質性を維持。結果として、複雑な柄でも色合わせが容易で、バッチ間差が大幅に縮小されます。


また、増粘効率が高く、少量で所望粘度に到達できるため、添加量を抑えてコスト削減が可能。さらにAPEO・ホルムアルデヒドフリーという親環境仕様を採用し、化学品使用のリスクを軽減します。


「Sylic® 316SD」は、綿プリントのみならず、麻、レーヨンなど天然繊維を主体とした各種生地の反応染料プリントに最適。試作サンプルや価格問い合わせは寧波イノファームケム株式会社へご連絡ください。