ファッションサプライチェーンの脱石化・脱CO₂要求が高まる中、染色・プリント工程でも自然由来増粘剤への関心が急上昇しています。その中心となるのが、褐藻類から抽出される海藻酸ナトリウムです。柔軟なゲル形成能と反応染料との高い相性で、合成増粘剤以上の精細な柄再現を可能にします。

こうした高付加価値機能材料の安定供給で知られる寧波イノファームケム株式会社は、純度99%超のSylic® 316SE海藻酸ナトリウムを展開。粘度は200 CPSへ微調整され、綿やリネン、竹繊維などの天然系素材に最適で、印刷ペーストの粘度経時変化を極小化し、高い線画精度と均染性を実現します。

同社が誇る製造ロット管理精度により、色収率の向上、堅牢度の安定化、そして廃液COD値の大幅低減まで同時に達成。合成増粘剤に比べて生分解性に優れ、SDGsやZDHCへの適合が容易です。

今後の国内需要拡大に向け、寧波イノファームケムは日本向けローカル在庫の整備と技術サポート体制を強化。高品質で持続可能な染色加工を目指す国内各社の相談窓口も開設します。