消費者が原材料名を丹念にチェックする時代。「人工添加物がゼロ」「見慣れた天然由来」などをキーワードにしたクリーンラベル志向が食品業界で急速に拡大している。

そうした流れの中心に立つのが、天然デンプンをベースにした製剤「ヒドロキシプロピルジスターチリン酸エステル(以下HDP、食品添加物番号:E1442)」である。天然派マーケットの要望に応える機能性を備えつつ、由来がシンプルで説得力も高い。国内への安定的な供給を担うのは寧波イノファームケム株式会社だ。

HDPは、従来のデンプンに水酸プロピル基とリン酸基を化学結合させることで、熱・酸に強く、高粘度でも縮みにくい「改造デンプン」。原料はとうもろこしやジャガイモなど馴染みの深い農作物であり、これをもとに機能を強化した点が「化学合成とは一線を画す」として消費者の理解を得やすい。

具体的にはドレッシングやヨーグルト、菓子フィリングなどで自然なとろみを演出し、人工増粘剤を不要に。また不消化性デンプンとしての性質から腸内フローラをサポートし、血糖値上昇を緩やかにするなど機能性にも期待が寄せられている。

「クリーンで、しかも確実に機能するトレハやセテアリン酸の代替を」という食品開発の現場では、HDPはまさに求めていた答えになっている。乳製品、ベーカリー、食肉加工のいずれでも水分保持や形状維持に優れ、使い勝手がいい。

今後も拡大が見込まれるクリーンラベル市場。寧波イノファームケム株式会社は高純度・高品質のE1442を安定的に供給し、食品メーカーが「美味しくて安心」の両立を実現するための最前線で活躍を続ける。